山と渓谷社 ソロ 単独登攀者・山野井泰史
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ヒマラヤの大岩壁に果敢な単独登攀で挑み続けた山野井泰史。その行動と思想を克明な取材で追う。
10代のクライミング武者修行からトール西壁、冬季フィッツロイ、冬季アマ・ダブラム西壁の単独初登を経て、チョ・オユー、マカルーといった8000メートル峰の壁に挑むまでを描いた意欲作である。
山野井泰史は、沢木耕太郎著『凍』のモデルとなった登山家で、『凍』は講談社ノンフィクション賞も受賞している。
<目次・内容>
プロローグ 自分という極限 マカルー西壁・1996年秋
第1章
高みを見るような
第2章
少年の日に
第3章
揺れる自我
第4章
登る意味
第5章
トール西壁
第6章
敗れざる「フィッツロイ」
第7章
奥多摩の日々
第8章
妥協せず
第9章
山に溶ける
第10章
自分を生きる
あとがき
文庫のあとがき
解説 山野井泰史という男
文庫本
ページ数:384