『WARP STRENGTH™ TECHNOLOGY(ワープ ストレングス テクノロジー)』

ハンギング時や落下時の負荷は、中央や縁の一点に集中させるのではなく、ハーネス全体に負荷がかかったほうがより快適に着用できます。

そのため、より高いフィット感と衝撃分散性が最も重要で、必要だとARC’TERYXは考えました。

ハンギング時の負担を解決するために、スリングのタテ糸を手作業で抜き取り、ラミネート成型された横糸だけの1本のウェビングベルトを用いた「WARP STRENGTH™ TECHNOLOGY」の開発に成功。

非常に薄くパッドがなくても衝撃をベルト全体で吸収するハーネスを誕生させました。

この衝撃分散の構造はアークテリクス特有の構造で、高い評価を得たテクノロジーです。

『 C-QUENCE HARNESS （シークエンス ハーネス）』

アークテリクスデザイナーでもある女性クライマー“ケイティ・マー”

彼女はARC’TERYXのハーネスで9歳からクライミングを始め、20年後の今回、「C-QUENCE HARNESS」デザイナーとして今までの経験をもとに、新たなハーネス『C-QUENCE HARNESS』を誕生させました。

完成形と呼べる従来のアイテムに彼女が新たに求めた価値は、ハンギング時の快適性。

定評のある「WARP STRENGTH™ TECHNOLOGY」の優れた特性をいかしつつ、より体にフィットさせるために、ラミネートされた心材を体に沿うようにカーブさせるために、心材にプリーツを追加するという方法で答えを出しました。

60人以上の男女のハンギング時のテストデータを解析し、クライミング中と堕落、ロワーダウンに至るまでの腰と太腿部分にかかる圧力分布を徹底解析し、男女モデルごとに異なる湾曲を持つウエストベルトを開発。

動きの自由度とハンギング時の快適性も向上させ、裏面には耐久性のあるメッシュ素材を採用したことにより、従来のアイテムよりも安全性、強度、サポート感全てが上回った『C-QUENCE HARNESS』が誕生しました。